調査・取材

【紹介】「やらないスキンケア」を実践する医療ライターが使う商品

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「庄部(しょうぶ)さんが使っているスキンケア商品を教えてくれませんか?」「スキンケアに関するブログ記事が印象に残ったので、参考にしたいです」

医療ライターの庄部(@freemediwriter)です。

ブログの読者の方からこんな質問が寄せられたので、今回はその回答として記事を1本書きます。

読者が読んだという記事は下の2つ。

医療ライターお勧めスキンケア本レビュー【美容常識の9割はウソ】医療ライターによる健康本レビュー。『美容常識の9割はウソ』は、スキンケアに関心のある全ての人に読んでほしい本です。スキンケアの基礎知識が広く学べるとともに、その常識が間違っている可能性についてよく考えさせられます。...
【記者レポ】医師が話す「正しいスキンケア」を実践、その効果は?スキンケア本の良書『美容常識の9割はウソ』の内容を医療ライターが実践してレポート。洗顔料や化粧水を使わなくても特段、問題はありませんでした。私たちはスキンケアをやりすぎていたのかもしれません。...

形成外科医の落合博子先生が書いた『美容常識の9割はウソ』のレビューと、落合先生のスキンケア法を試したレポートです。

『美容常識の9割はウソ』はタイトルが過激ですが中味は誠実な良書だとわたしは考えており、この本を読んでから落合先生の方法論を取り入れて(全てではありませんが)、「やらないスキンケア」(詳細は上の記事を参照)を行っています。

そんなわたしがどんなスキンケア商品を使っているか。興味のある方は参考にしてみてください。

「やらないスキンケア」とは

まずは、落合先生が勧めるスキンケア方法を簡単に紹介しますね。

  • ノーメイクなら水かぬるま湯で洗顔
  • 洗顔料を使うときは石けん
  • 化粧水は使わない
  • 保湿はオイル・クリーム・美容液のうち1点
  • 日焼け止めを毎日塗る

落合先生がこれらを勧めるのは、肌を健やかに保つために

  • 肌を触りすぎない
  • 洗いすぎない
  • 保湿しすぎない

ことが大切だと考えるからだそうです。なぜかというと、

  • 接触や摩擦は肌への負の刺激
  • 石けんとボディソープは使いすぎると肌トラブルの危険がある
  • 化粧水は角質の機能を乱して肌を弱める恐れがある

からだといいます。

詳しく知りたい人は冒頭に挙げた2つの記事をご参考ください。

ライター庄部がスキンケア商品を選ぶ基準

では、わたしが使う商品を紹介しますね。

2021年8月現在でわたしがスキンケア商品を購入・継続利用する上で意識している点は下の3つ。

  • 価格が高くない
  • 成分が少ない
  • 使い心地が良く、肌に違和感や問題がない

「やらないスキンケア」を実践するわたしにとってスキンケア商品の価値は高くはなく、「価格の高い商品をいくつも使う必要性は低い」と考えています。

2番目に挙げた「成分を少なくする」ことは落合先生も自著で触れており、「正常な肌は本来、何もしなくても新陳代謝によって美しく生まれ変わるシステムを持っている。肌につける成分はできるだけ少ない方がいい」とし、「さまざまな成分を使うほど肌機能が乱れ、アレルギーなどが発生するリスクも高くなる」と話しています。

そのため、「美容液かクリームの1点だけ使う」ことを勧めています。

落合先生の考えも参考に、わたしは「必要最小限のものを安く」「使っていて問題なければ継続利用」を心がけています。

具体的に紹介しますね。

ライター庄部が使っているスキンケア商品

石けん

石けんは、牛乳石鹸共進社が作る「カウブランド 赤箱」を使っています。

1909年(明治42年)創業の同社が作る石けんは日本人に長く親しまれており、同社のサイトによると、国産の石けんの中で使用者数は最も多いそうです(根拠が書かれていないので信頼性は低いかもしれません)。

カウブランドの石けんは百円ショップで一個から売っているのが良いのですよね(わたしはキャンドゥで買っています)。わたしは予備の品を持ちたくないので、単品で安く売られているのはうれしい。

香りや使い心地もわたしには「良い」と感じられるもので、この石けんをネットで泡立てて洗顔にも使っていましたが、他の洗顔料で感じたヒリヒリ感や突っ張った感じはありませんでした

なお、カウブランドには「赤箱」と「青箱」の2種類がありますが、同社サイトによると、赤箱にはスクワランという保湿成分が含まれており、「しっとりとした洗いあがり」。一方の青箱は「さっぱりした洗いあがり」だそうです。

洗顔料

冒頭に挙げたレポート記事に、「洗顔時に石けんを使うのを止め、ぬるま湯ですすぐだけになった」と書きましたが、今は1日1回、夜の入浴時に洗顔料を使って顔を洗っています。

肌質や季節が関係するのかもしれませんが、ぬるま湯だけの洗顔を続けたところ、小鼻に皮脂がたまりやすくなり、ざらざらした手触りになったためです。

それ以外の肌の状態は悪くなかったのですが、小鼻に関してはときどき綿棒で皮脂を取るようになり、「これは面倒。石けんか洗顔料を使おう」と思った次第。

落合先生は「界面活性剤としての効果が消えやすいので、石けんの方が洗顔料より肌に良い」と言いますが、毎回石けんを泡立てるのも面倒になったのですよね。

それで、使っている石けんと同じカウブランドの「泡の洗顔料」を使うようになりました。

ポンプを押すと自動的に泡になった洗顔料が出てくるので便利。洗顔時の肌への摩擦を減らすことができます。

また、商品ページによるとこの商品は「成分が一つ一つ厳選」されているそうで、「なるべく成分が少ない方がいい」と思う私の考えと合いました。

成分表も掲載されているので引用します。

カウブランド「泡の洗顔料」成分表

成分 配合目的
ベース成分
DPG 保湿成分
PEG-400 保湿成分
ラウロイルメチルアラニンNa 植物性アミノ酸系洗浄成分
ココイルグルタミン酸Na 植物性アミノ酸系洗浄成分
ラウリルヒドロキシスルタイン 植物性洗浄成分
セラミドNG 保湿成分
ラウロイルアスパラギン酸Na 植物性アミノ酸系洗浄成分
PEG-60水添ヒマシ油 植物性洗浄成分
ラウリン酸 植物性エモリエント成分
クエン酸 ベース成分

11種類の成分が含まれているそうです。この「11」という数字は他の洗顔料よりも少ないのでしょうか。

比べてみましょう。

「ダヴ センシティブマイルドクリーミー泡洗顔料」の成分表

洗顔料としてよく目にする「ダヴ」です。

水、ココイルグリシンK、グリセリン、PG、ラウロアンホ酢酸Na、ジステアリン酸PEG-150、パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシエチルウレア、ナイアシンアミド、カミツレ水、ヤマザクラ花エキス、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、PPG-6デシルテトラデセス-30、トリデセス-9、PEG-40水添ヒマシ油、ビサボロール、乳酸、クエン酸、ソルビン酸K、水酸化K、EDTA-2Na、BHT、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、香料

商品ページによると、上の通り26種類の成分が含まれているといいます。カウブランド「泡の洗顔料」の倍以上の成分が含まれていることになります。

「ビオレ マシュマロホイップ モイスチャー」

続いて、ダヴと同じく利用者が多いと思われる「ビオレ」の泡洗顔料。

水、PG、PEG-150、グリセリン、ラウリン酸、ラウレス-6カルボン酸、ミリスチン酸、アルギニン、ポリクオタニウム-39、アクリレーツコポリマー、エチルヘキシルグリセリン、パルミチン酸、水酸化K、ラウレス-4カルボン酸、ラウリルヒドロキシスルタイン、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、香料

商品ページによると、含まれる成分は18種類。カウブランドより7種類多いですね。

カウブランド「泡の洗顔料」の留意点

カウブランド「泡の洗顔料」は確かに成分が厳選されているようですが、使う上では一つ留意点があります。

この商品、肌に触れるとすぐに泡が薄くなってしまいます。

過去に使ったことがあるダヴなどの泡洗顔料に比べると泡の持ちが短いので、わたしの場合、皮脂の多い小鼻の部分は2回プッシュして泡を伸ばしています。

泡がすぐに薄くなるのは不要な成分が少ないことの表れかもしれませんが、他の洗顔料よりも使い切るのが早くなる可能性があるので、この点は留意しておいた方が良いかもしれません。

保湿クリーム

保湿クリームは、化粧品などを作るpdcの「ピュア ナチュラル クリームエッセンスモイスト 」(100g)を使っています。

「美容液とクリームが1つになっている」そうですが、特にその点や成分は注視しておらず、気に入っているのは「安くて伸びがいい」ため

価格は550円ほど。クリームが軟らかく、よく伸びるので使いやすい。

わたしは保湿するときの肌への摩擦を減らしたいので、保湿クリームを選ぶ上で「伸びの良さ」は重要です。

1年以上使っていますが、問題なく快適に使えています。

わたしの場合、人差し指の先から第一関節くらいまでの量を取り、それを両の手の平に伸ばしてなじませ、手の平を顔に軽く当てて押さえるようにして保湿しています。こうすることで肌への摩擦を減らせるのではないでしょうか。

日焼け止めクリーム

日焼け止めは、花王が「乾燥性敏感肌」のケアのために展開するシリーズ「キュレル」のUVエッセンスを使っています。

落合先生によると、「日焼け止めはどれを選ぶかより、こまめに塗る方が大事」。

紫外線の一種であるUVBを防ぐ指標のSPFは、15あれば十分だといいます。

15以上になるとUVBの防御率がほぼ変わらないエビデンスがあるそうなので、わたしは肌の負担を減らそうとSPFが低めの30の商品を使っています。

日焼け止めを塗るときも摩擦を減らすようにしています。

方法は、①親指と人差し指の付け根あたりに少し取り出す、②それを反対の手の同じ部分とすり合わせて500円玉くらいに伸ばす、③左右の手でスタンプを押すようにぺたぺたと肌に当てる――というもの。

これは、形成外科医の上原恵理先生が勧める方法で、真似しています。

「日焼け止めの塗り方はマチガイだらけ!? 人気の上原医師が教える意外な方法とは?」

この記事に画像付きで載っています。

日焼け止めを無印良品に

2022年夏、日焼け止めをキュレルから無印良品に替えました。

落ちやすい日焼け止め

商品は「日焼け止めミルク」。

キュレルに大きな不満はなかったのですが、洗顔時に落ちづらいことがあったんですね。

無印良品の日焼け止めミルクはお湯だけの洗顔でも落ちやすいのが特長。

ポンプ式で手に取りやすく、ミルク状で肌によく伸びるのも良いですね。

SPFは過去に使っていたキュレルUVエッセンスと同じ30です。

最後に

強いこだわりがあるわけではありませんが、わたしが使うスキンケア商品について聞かれたのでお答えしました。

これらの商品の利用で特に問題はなく、肌の状態は良好に保たれています。

ただ、スキンケア商品の効果はごく一部であり、もともとのわたしの肌質や食生活、睡眠などがトータルに影響して現在の状態になっているように思います。

取材する医師や脱毛などの際に肌を見てくれる看護師から「肌ツヤがいい」「肌がきれい」と言われるのはうれしいです。

念のため、わたしの肌の状態が想像できる資料を添付しておきます。わたしの写真が複数載っています。

【満足】フリーのプロフィール写真をカメラマンに撮ってもらった感想

落合先生の『美容常識の9割はウソ』に参考になることがたくさん書かれているので、この本を読んでから商品の選び方を考えても良いかもしれません。

食生活と睡眠についてもレビューやレポートを書いているので、興味のある方は下の関連記事を参考にしてみてください。

医療ライターの庄部でした。

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